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功名が辻 第39話


いつも楽しみしている大河ドラマ『功名が辻』に、
今後の物語の展開の起点ともなる回がやってきました。

副題は、

秀吉死す


大坂城にてわずか4歳の秀頼の元服式が行われた。
秀吉(柄本明)は家康(西田敏行)の嫡男・秀忠の娘を秀頼の嫁とするよう家康に申し入れる。
大老・前田利家(唐沢寿明)は秀吉へ諫言を試みるが、逆に家康は表面上あくまで秀吉へ恭順の態度を示す。
参列した一豊(山内一豊)にも、秀吉の老いと力だのみの強引さだけが印象に残った。
寧々(浅野ゆう子)は千代(仲間由紀恵)に、太閤亡き後、世の流れを決するのは家康だと忠告。
一方の淀(永作博美)は千代に、北政所(寧々)への追従は秀頼への謀反と同じ、
千代の出方一つで夫・一豊の身も危うくなると脅迫する。
千代は山内家の行く末を考えると嫡男が必要と、一豊に側室を持つことを勧める。
「いらぬ。それ以上申すと許さぬ」、激昂する一豊。

秀吉の死をきっかけに、秀吉の周囲の人たちにいろんな思惑が見えてきます。

そのころ、一豊の領地・掛川は、弟・康豊(玉木宏)が執り仕切っていた。千代は掛川で仕えるある侍女に目をつけた。
ある夜、一豊の寝屋に、殿様の種を授かれと千代から命をうけたその侍女がやって来る…。
大坂城では秀吉の最期の時が。枕元には寧々から秀吉の看病を命じられ千代の姿も。
意識の混濁した秀吉の耳元に淀が囁く。

「茶々が産んだ子は豊臣の世継ぎではなく、織田家の世継ぎである。はよ逝きなされ」


秀吉は栄光と波乱に満ちた生涯を閉じる。家康の元に極秘のはずの秀吉の死が知らされた。
使いを送ったのは三成(中村橋之助)。家康は直ちに戦支度を整えよと江戸へ檄を飛ばす。
早くも大局を睨んだ駆け引きが始まっていた。

豊臣の世は、秀吉の死とともに終わると感じ、その後の趨勢は家康が握ると見る北政所。

悪魔のような囁きで秀吉を死に追いやり、母・お市の方の恨みを晴らすような淀君。

伏見城から密かに運び出される秀吉の遺体の入った棺を、何か意を決したように見送る三成。

秀吉死すの方を受け、何か吹っ切れたような『浜ちゃん』ばりのふんどし姿の家康。

関ヶ原へ向け、いろんな人の思惑をあらわしたような話だったような?

そして、秀吉の死を前に、この物語の主人公である山内一豊・千代夫妻は、どんな決断をするのか?
今後が楽しみ。

しかし、それにしても、今回の目玉だったはず?の当家先祖?の登場シーンは、

あまりにも少ない~!!


もう少し、どうにかならんかったのかと。
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コメント

No title

永作さん演じる淀君、カワイイ顔しているんだけど、なかなか怖かったですねぇ~!

No title

たしかに淀君こわかった。。 母お市の方の節回しでさる。。と耳元でささやくシーンひやっとしました。。。

No title

そして。。唐沢さんは本当にすくない。。。上川さんとの約束で友情出演されたときいていますが。。。

No title

今までにない淀君に質の違う恐怖感を覚えましたね!唐沢さんは、友情出演だったのですが、あまりにも登場シーンが少なかったぁ~(泣)既に『功名が辻』はクランクアップしてる様だし、唐沢さんによる当家先祖?の出番がなくて非常に残念(悲)

No title

よいじゃないですか~ うちなんて戦国物の場合、ほぼ確実に登場はするものの、信長との対比でほとんど馬鹿扱いですからね~ しかし、あの淀殿は怖い。今後の大阪城を牛耳るに十分な迫力でした

No title

左馬頭殿、確かに左馬頭殿のご先祖は、その時代がそうだったので、仕方ないのかも知れませんが、そういう感じですね。でも『功名が辻』での三谷さんの怪演、なかなかのモノでしたよ!

No title

実は冒頭5分秀頼の元服を見逃したのですが、秀頼・千姫婚約がここで成ったんですか。利家の登場・科白は少なすぎです。

No title

あら、taigaさんとしては、注目のシーンを見逃されたのですか?秀頼・千姫の婚約にしてはどうだったか?よく覚えてないです。史実上は、秀吉の生前に決っていたので、そうだったかも?それにしても、せっかくの当家先祖?の登場だったのに、台詞・シーンとも少なすぎですよね!

No title

更なるサプライズに正宗役で渡辺謙を出演させないかなぁ。

No title

関ヶ原以後で存在感のある大物大名は伊達政宗くらいしかいないですからね。渡辺さんの伊達政宗を期待したいですね!

No title

唐沢の利家出演は上川と「白い巨塔」での共演以来の友情関係で実現したそうですね。再度、同じ役といえば「おんな太閤記」と「徳川三代」で家康役をした津川雅彦が印象ありますね。

No title

今回の共演は、その時の友情関係で実現したみたいですよね!それはそうと、あの津川さんも家康を二回演じていたのですね!知らなかった!家康を演じたら津川さんの右に出る方はいないですよね?

No title

土曜日の再放送見ました。秀吉の粗相を秀頼に振り替えた利家。秀吉との特殊な関係を上手く表現していましたね。同じ役といえば「黄金の日々」で緒方拳と高橋幸治が「太閤記」以来の秀吉・家康をセットで再演していました。やはりちょこっとのサービス出演でしが。

No title

さすがに、あのシーンの秀吉と当家先祖?の関係を上手く表しているようですね。秀長の死後、同じく権大納言に叙任した当家先祖?は、豊臣政権において、その代わりを求められたのでしょうが、やはり兄弟と親友では違うのでしょうね、やはり他人だし。

No title

こんにちは。この回で柄本明がいなくなったのは、残念でした。今までにない適役の秀吉でした。

No title

特に今回の晩年の秀吉を演じるにあたって、かなり凝ったメイクをしたりと、今まで以上に力が入っていたので、これからはそれがないとなると残念。でもこれからは、『浜ちゃん』ばりの太鼓腹の家康が、また登場するかも?

No title

唐沢利家本当にちょっとだけで、「あれ~もうお終いかよ」って突込み入れてしまいましたよ。 柄本秀吉の晩年の壊れ具合は名演技でした。

No title

るなさん、ホント「あれだけかよ~!」という感じで残念でした。それはともかく、柄本さんの怪演笑えました!

No title

唐沢さん利家公の出番は、ほんのちょこっとだったんですな...がっかり...おそらく唐沢さん本人もそう思ってる筈ですよ!!!

No title

ホントにチョコッとだけでした。最終回の中村梅雀さん扮する徳川秀忠も特別出演でしたが、チョコッとだけで残念でした。

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プロフィール

大納言兼加賀守

Author:大納言兼加賀守
ブログ創業 2005年7月です。

2019年12月のYahoo!ブログ終了と『令和』改元に伴い、FC2ブログさんへ移管しました。新型コロナウィルスは昨年GW明けから5類相当以降しましたが、これに油断せず、手洗い励行で感染防止を心がけたいと思います。
2024年 今年は大河ドラマ『光る君へ』の現地調査を中心にアチコチと訪問しています。

写真は高校の文化祭の時に撮影したものです。

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