2023年 山代温泉へ行く その1 一乗谷朝倉氏遺跡博物館
- 2023/02/23
- 18:09
2月23日【祝・木】、今日は天皇誕生日です。
稼働日が少ない2月にもかかわらず、祝日が2日あります。
締切業務持っていたら辛い2月ですが、今のところ月末締切分しかないので助かってます。
さてさて、先月の大雪の影響で延期となっていた山代温泉・雄山閣へのカニカニ食べ放題の旅に19日~20日と行ってきました。
19日 7:30 自宅を出発、木津から山越えで信楽に~♪
そこから新名神~名神~北陸道経由で、まずは最初の目的地へ~♫
福井県立 朝倉氏一乗谷遺跡博物館
昨年10月に開館した新しい施設です。
ここは一乗谷朝倉氏遺跡の北側を流れる足羽川沿いにあり、博物館自体も遺跡の上に建っています。
館内に入ると・・・
めっちゃビジュアルがかっこよすぎる朝倉義景のイラストがお出迎え
ゲームソフトで有名なコーエーさんの『信長の野望』と博物館とのコラボらしいです。
ちなみに本当の朝倉義景はこんな感じ。
肖像画の方は、ちょっと頼りない感じ。
どちらかというと戦国時代では主役ではなく脇役、いや端役とも言っても過言ではない朝倉氏ですが、
何故、その遺構がここまで注目をされているのか?
それは朝倉氏の滅亡に伴い、廃墟と化した一乗谷の居館や城下町がそのまま田畑に埋もれたため、
貴重な遺構が良好な状態で残ったからなのです。
そして来年春の北陸新幹線敦賀延伸も視野に、福井県がかなり気合を入れて、これまでの施設をリニューアルしたというところなのでしょう。
しかし時間は昼前。腹が減っては戦が出来ぬというわけで・・・・
福井名物・ソースカツ丼
ちなみにキャベツが入っていないのがうれしい。
相方のMrs.Ⅹは・・・
こちらも越前名物のあげおろしそば
どちらも分量的には、そんなに多くなく、まだまだ食べれるかなというくらいでしたが、
夕食のカニカニ食べ放題を考えると抑えなければなりません。
昼食後、いよいよ館内へ~♪
この日は『家族の日』という事で、大人700円の入館料無料でした。
入ると大型モニターでの朝倉氏の紹介とか体験コーナーとかあり、その奥からが展示室になります。
最初の展示はここの目玉。
博物館の建設に伴う事前調査の際に発見された”石敷遺構”です。
足羽川が近いので、船着き場との遺構とも、博物館の奥のほうにある御堂跡への参道とも推測されていますが、はっきりしたことは分かりません。
ただ素人目で見る限り、参道跡にしては敷き詰められている石が大きすぎる感じはします。
足羽川までの距離を考えると、船着き場の一部と考えるのが妥当と思われます。
この後は2F 基本展示室へ~♪
博物館曰く
朝倉氏の歴史と城下町一乗谷について、約170万点の豊富な出士品をもとに展示紹介しています。
様々な生活用品や職人の道具、武器武具、文化的な暮らしぶりを物語る遊芸の道具などのほか、
古文書や絵図も展示しています。
一乗谷から発掘された貴重な出土品が数多く展示されていて、ここまで戦国時代の城下町の実態がわかるところは、他にたぶんないでしょう。それが、ここが研究者に注目される所以でもあるのです。
今回は新しい収蔵品(古文書)も公開されており、これも見ることが出来ました。
遺跡博物館 新収蔵品2点公開(読売新聞から)
県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(福井市)は、初代当主・朝倉孝景(たかかげ)の書状と5代当主・義景(よしかげ)の家臣による連署状計2点を新たに収蔵し、7日、博物館で一般公開を始めた。越前を治めた戦国大名・朝倉氏に関する文書の多くは、1573年(元亀4年)に織田信長との戦いで焼失しており、博物館は「貴重で大変意義深い」としている。(佐藤祐介)
昨年10月に博物館が開館したのを機に、県内の所有者から寄贈された。
「朝倉孝景書状」(縦16・1センチ、横41・5センチ)は1474年(文明6年)に気比神宮(敦賀市)の神主に出されたとされる。現在の南越前町にあった杣山(そまやま)城に立てこもった甲斐氏との合戦について、敵を相当数討ち取り、杣山城で抵抗を続ける残党も近日中に退散する見込みであることを喜ぶ内容が記されている。孝景の「花押(かおう)」(署名)も確認できる。この合戦の戦況を示すものとしては唯一現存する文書となる。
「鳥居景近(かげちか)・高橋景業(かげおき)連署状」(縦20・8センチ、横45センチ)は1573年、義景が敦賀に出陣中、従軍する家臣の鳥居と高橋が近江の武士、多胡(たご)氏に宛てた。朝倉氏が多胡氏と連合するにあたり、裏切りを避けるために人質を取り交わすことを確認している。博物館によると、義景自身も同様の書状を多胡氏に出しており、信長と対立する中、慎重に京都に兵を進めていた様子がうかがえるという。
清水邦夫館長は「文書を通して朝倉氏の歴史と魅力を広めたい」と話している。
字が達筆すぎて(笑)読めないのですが、貴重な書状であるのは間違いないようです。
それとここの博物館は、書状にもよりのですが、現代文での書き下しがあるので助かります。
本物の書状よりも、こちらに方に目がいってしまうのが玉にキズですが・・・・(笑)
そのあと、基本展示室を一巡して、博物館もう一つの目玉。
朝倉氏館原寸再現
こちらもかなり気合が入っています。
新しいので木のいい香りがします。
そしてここからは、あの長閑な風景が・・・・
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