先日『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 ~煉獄篇~』を鑑賞後に向かったのが・・・
南海本線・高野線の岸里玉出駅。
難波から並行しながら南下した南海本線と高野線が分岐する駅で乗換も発生する駅にも関わらず、何故か”各停”しか停車しない駅。
そしてこの駅には分岐するもう一つの路線があります。
それが通称”汐見橋線”(正式には高野線の一部)で岸里玉出駅~汐見橋駅間4.6㎞を結ぶ路線です。
隣接する南海本線や高野線と比べると高架駅にも拘わらず寂れていて、ホーム長も4両編成がギリギリ入るかどうか・・・・
もともとこの駅自体が閑散としているのに、このホームはさらに輪をかけたようで・・・何せホームにいたのは僕だけでしたから。
しばらくすると電車が入線してきました。
2両編成のかなりレトロな電車がやってきました。
到着し扉が開くと、降りてきたのは数人だけ。乗換駅にも関わらず何とも寂しい。
難波からきて乗り換えて乗り込む方も僕だけだったので、どうこうとは言えないですが・・・
車内はこんな感じ。片側2扉なので、ロングシートがやたらと長い。
日中はこの状態が当たり前のようなので、この路線はワンマン運転。
数分後、慌ててやってきたおばちゃんが乗り込み、いよいよ発車~
ローカル線なので単線なのかなと思っていたら、
高架を降りたところからは何故か複線。
毎時2本運行・わずか4.6㎞の路線で、どうしてなのか?
西天下茶屋・津守・木津川・芦原町と、時代に取り残されたような駅に停車し、わずかの乗客を乗せつつ約10分。
終点の汐見橋駅に到着。扉が開くと他の乗客はあっという間に改札の外へ消えていき・・・
降り立った駅は、もう時代に忘れ去られたような駅。
島式1面2線頭端式。その昔は、高野山へ参詣に行く観光客でごった返したこともあったのかもしれませんが、今となってはそれも思い出せないほどの寂れっぷり。
駅舎も遠い遠い昔の建物。
駅舎内もクラシカル・モダンという感じ。
※参照 interurban6304さん
噂には聞いていましたが、これほどの寂れっぷりは驚きでした。
大都会の中で味わう”ローカル”を実感した10分余りの旅でした。