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北条氏滅亡と秀吉の策謀

先日アマゾンで購入した新書です。


北条氏滅亡と秀吉の策謀
小田原合戦・敗北の真相とは?
 

 
約束を破る、時代が読めない――
こんな田舎大名だから
北条氏は滅んだのか?

歴史の定説に反し、最初から北条氏の滅亡を狙っていた
秀吉の権謀術策を暴く!

 
以前から気になっていた北条氏滅亡の原因とは何だったのか、
これを今までの角度からとは違う視点で追求してみた一冊です。
 
これまで何冊が北条氏に関する本は読んだのですが、
イマイチ滅亡に至る要因とは何だったのか?
もうひとつ納得できないと言うところがあったので、
気になって買ってみました。
 

◎世の中の常識
時代は天下統一の直前だった。無能な北条氏は、秀吉の力を甘くみて上洛要請
を拒否し続けた。さらに、真田氏の名胡桃城(群馬県みなかみ町)を強奪して
自ら戦争状態を招き、滅亡してしまった。

◎本書の核心
北条氏は、時代の流れを認識し、秀吉に従うことを約束していた。しかし、そ
の実行直前に、「上洛拒否」と「名胡桃城強奪事件」を秀吉に捏造され、無理矢
理合戦を強要されて滅んでいった。


これまで言われてきた定説を覆す内容です。
 
と言うよりも、これまで何故真実が隠されてきたのか?
そこから浮かび上がってきた真実とは何だったのか?
ページ数の少ない中でキッチリと解説されています。
 
結論を言えば、北条氏は完全に嵌められたのだと。
 
こういう事、事の大小はあるけれども良くあるなぁ~と。
 
久しぶりに読み応えのある一冊でした。
 
 
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コメント

No title

九州征伐後は、佐々、丹羽らを、いちゃもん付けては改易・国替えを強行していますからその延長線上でしょう。
また、こういう大名統御法を徳川幕府も継承するという事でしょう。

それと、来るべき朝鮮出兵に向けての、兵糧・武器の大量輸送の予行演習の意味合いも、秀吉の肚にはあったのではないでしょうか?
兵站輸送と長期持久戦を成功させたことで、秀吉は「大明討ち入り」に自信を深めたはず。
本書はそこまで言及していますか?

No title

結論から言えば、丹羽氏や佐々氏と同じなのでしょうが、北条氏への対応に関しては、かなり念の入ったやり方で滅亡に追い込んでいるのには、異常なまでの作為を感じます。
朝鮮出兵へのシュミレーション的要素もあったのかも知れませんが、この本ではそこには触れてなかったはず。
あくまで秀吉と北条氏との関係に焦点を絞っている感じです。
関連書籍を読んでおくと、さらに奥深く感じられるかも知れません。

No title

秀吉に嵌められた!?
これは驚き。早速購入してみます☆

No title

るなさん、こんばんわ。
僕は前々から北条氏は、秀吉に嵌められたのではないかと思っていましたが、この本を読んでそれが実証されたのだなと。
あれだけの大国だったのに、当時は臨戦態勢で財政的には火の車だったと言う意外な事実も・・・

No title

はじめまして、たけだと申します。先日はご訪問ありがとうございます。いつも楽しく拝見しております。いやぁ、大変申上げにくいのですが…実証には至っていないと思います。ただ、そこを見分けるのは難しく、学者でも専門外だとわからないかも。学者が書く概説書のような形式で書かれていますしね。その点、上手く書かれているといえます。なお、歴史学者も北条を時代が読めない無能な悪者なんて別に思っていないですので、そこはご安心を(笑)。まぁ詳しくは拙ブログ記事に感想書きましたので、こういう意見もあると、ご覧になって頂ければ幸いです↓↓(ものすごく長くて読みにくいと思いますので(笑)お気が向かれたらで結構ですが)。
http://blogs.yahoo.co.jp/take_take_taku/33632763.html

No title

たけださん、こんばんわ。
この本に書かれてあることが、真実であるかということは正直いって分かりませんが、ただひとつ言えることは、北条氏は秀吉に嵌められたと言うのは間違いないのではないでしょうか?
読んでいくと、北条氏が上から下、下から上へ右往左往している事実も今までは知らなかったので、結構面白く読めました。
そういう見方もあるのかと、歴史的実証はともかく、メカラウロコでしたよ。

No title

そうですか。まぁ秀吉に嵌められたかどうかは、依然実証の世界の外にあるということになると思います。
トラバさせて頂きました。

No title

たけださん、TBありがとうございます。
確かにこれが証拠だといって実証できるものはないのかも知れませんが、当時の状況を考えれば、秀吉は明らかに北条氏を滅ぼそうとしていたのは明白ではないかと思うんですが・・・

No title

今更のコメントすみません。上記への有益そうな返しが、すぐ思い浮かばなかったので(笑)。とりあえず、次の2点がお伝えできれば、今回の収穫というか、私としては嬉しいです。
1.上の本でいう「定説」みたいなのはずいぶん昔の理解で、とっくに様変わりしていること。拙記事で長々と引用した『小田原市史』の記述にその一端がうかがえます。
2.創作などの世界と異なり、史実(実証・証明・研究)の世界では、従来の理解を覆す主張を出すには、まず証拠(史料)がないとどうしようもなく、さらに証拠を主張に結びつけるには、史料の信頼性や解釈の妥当性などに関して一定のレベルを満たした手続が求められること。
状況的に豊臣方による北条討滅の意図がありえたとしても、名胡桃城事件がなかったとか北条が「無実」だったとかが史実に係る主張として認定されるには、そういう証拠や手続を出すことが必要で、それは至難の業と思います。上の本は、レベル的に到底届いていないと思います。
ちなみに史実と「真実」とは完全に一致せず、実証の世界が歴史の世界の全てではないです。その外に、解けない歴史の謎みたいな世界が広がると私は理解しています。

No title

こちらこそ、わざわざのコメントありがとうございます。
ここまで丁寧にレスしていただけるとは思いもしませんでした。

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プロフィール

大納言兼加賀守

Author:大納言兼加賀守
2019年12月のYahoo!ブログ終了と『令和』改元に伴い、FC2ブログさんへ移管しました。まだ使い勝手がよくわかっていませんが、よろしくお願いします。


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